LINEエッチ

2020年06月13日

「今、ナガレボシ見えたよね?」
LINE友であるユッカちゃんがLINEで話しかけてきた。その言葉に窓から空を見上げたが、その時には既に夜空は穏やかで何の変化もなかった。
ユッカちゃんとはこうして遠く離れていても、夜空は彼女とつながっている。絵に描いたような美しい三日月も北極星のきらめきも、分け隔てなく夜空を見上げる人に与えられる特権だ。
だが、残念ながら僕にはナガレボシは見えなかった。もちろん、ずっと夜空を見上げているわけではないので、ユッカちゃんの目撃とは時間差だったのかも知れないし、地理的な問題なのかもしれない。でも、残念なことだ。僕もLINEを通じてユッカちゃんと出来事と時間を共有したかった。ユッカちゃんはLINEだけの仲なので、実はどこに住んでいるのかどんな女の子かなのかは知らない。だからこそ、共通体験をしたかった。
もし、ナガレボシが僕にも見えていたのならば、どんな願い事をしただろう。きっと「ユッカちゃんといつか会えますように」になるだろうか。
「カレシができますように、かなあ?」
オナニーの見せ合い
ユッカちゃんに願い事を聞くと、そんなことを言っていた。近くに住んでいたら、その願いは僕が叶えてあげられたのに。
そろそろ続きいい?とお伺いを立てると、ユッカちゃんは「あ、そう言えば途中だったね」ってモードを切り替えてくれた。僕たちはLINEエッチの最中だったのだ。
LINEを通じての僕の指技に、ユッカちゃんは「あ・・・あ、あふ~ん」と悩ましい声を漏らす。テキスト越しに感じているユッカちゃんを想像して僕のパンツの中も盛り上がる。そんなユッカちゃんとのLINEエッチが僕の生き甲斐だ。
するとユッカちゃんが「あ、またナガレボシ!」と言ってきて、慌てて僕が空を見上げると、今度は尾を引いたきれいな彗星が夜空に流れていく姿が見えた。ようやく僕はユッカちゃんとLINEエッチ以外で共通体験を持てたのだ。
ただ、同時にLINEエッチしながら、ユッカちゃんは空ばっかり見上げているのかなあ、とちょっと鬱にもなった。
チャH
無料のオナ電

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